褐色脂肪細胞と白色脂肪細胞
- 白色脂肪細胞
- 白色脂肪細胞は、脂肪エネルギーを体内に中性脂肪として蓄積する働きを持っています。妊娠3ヶ月目・幼児期・思春期に集中して増殖する細胞で、一度作られると数は減少しません。白色脂肪細胞は15倍まで膨らみ、肥満体型となります。
- 褐色脂肪細胞
- 褐色脂肪細胞は脂肪をエネルギー変換する働きを持っています。褐色脂肪細胞の量が多いと、それだけ体脂肪が多く消費されます。褐色脂肪細胞は、幼児期に多く存在し、成人になると減少していきします。高齢になると肥満になりやすいのは、褐色脂肪細胞の減少が原因の一つです。脇の下、首周辺、心臓、腎臓の周り、肩甲骨の間の5ヶ所に約40gしかありません。唐辛子に入っているカプサイシンは、この褐色細胞を活性化させる働きがあるそうです。
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