デザイナーフーズプログラム

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デザイナーフーズプログラムは、1990年から5年間の計画で、予算2000万ドルで始まったアメリカ国立ガン研究所のプロジェクトの名称です。ガンによる死亡を減らし、ガンを予防することが目的です。発ガンの原因の1/3以上は食生活に由来すると考えられています。カロリー高脂肪の食事よりも野菜や穀物中心の食生活のほうが、癌の予防効果が高いことがわかりました。このプログラムでは、過去10年間に「ガン予防」という統計上の効果が認められた食品を発表しました。発表された約40種類の食品はいずれも抗酸化作用があり、活性酸素などによるDNAの損傷を防いでガンを抑制することが証明されている食品です。デザイナーフーズ・プログラムの中心人物カラゲイ博士によれば、ピラミッドの頂点にある食品が効果が高いといわれています。上から3つのグループに分けられ、上部には、抗酸化作用の高いβカロテンやポリフェノールなどを含む食品が位置しています。この位置付けは疫学調査に基づいてガンに効く順番に並べられています。これらの食品は、ガン予防だけでなく、免疫力を高め、生活習慣病の予防にも有効です。

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