笑うと免疫力がアップする
- 笑うと自律神経(交感神経と副交感神経)に変化をもたらす。
- 神経ペプチドという免疫機能活性化ホルモンの分泌が促され、NK免疫細胞が活性化される。
- 笑うことにより、ストレスが発散され抗ストレスホルモンの分泌が抑制される。
- 免疫力をアップするには、笑う以外に次のような方法がある。
- 過度の飲酒を避ける。
- アルコールやその代謝産物は免疫毒と言われ、常習飲酒家は発ガン率が高く、呼吸器系感染率も高いことが最近判明している。
- 常習飲酒家から生まれた子供は、長期にわたり免疫系に異常が見られ、いろいろなウィルスに感染しやすい。
- 睡眠はとても効果があり、たとえ眠れなくても体を横にして休めているでけでも免疫力は高まる。
- 適度な運動は非常に免疫力を高める。
- 運動習慣のある人は、運動習慣のない人に比べて倍以上のNK細胞活性がある。
- ウォーキングやジョギングなどの適度な有酸素運動の継続が免疫力を高める。
- 体温を上げると、免疫力も高まる。(体を冷やさない)
- 体温が1℃上がると免疫力は約6倍活性すると言われている。
- 風邪をひいたとき熱が出るのは、体温を上げて免疫力を上げようとする防衛反応だと言われている。
- 抗生物質の乱用は免疫力を低下させる。
- 抗生物質の開発により、各種の感染症の治療が可能になったと同時に耐性菌をも生み出した。
- 抗生物質の適切な使用法は、病原菌を殺すのではなく、ある程度病原菌の繁殖を抑えつつ、自分が持っている免疫力で病原菌を退治していくことである。
- 免疫を高める食品(デザイナーフーズプログラム参照)
- カロチン:
- 人参やかぼちゃ、唐辛子に多く含まれ、特にβ-カロチンは抗酸化でガンを予防する。
- イソチオシアネート:
- 大根などアブラナ科の野菜の辛味の成分で、大根、ブロッコリー、キャベツ、小松菜、白菜、ワサビなどに含まれ、抗がん作用、抗菌作用がある。
- 硫化アリル:
- 玉ねぎやネギ、にら、ニンニク、らっきょ等の香りの成分で、ビタミンB1の吸収を助け、玉ねぎは血液をサラサラにする。
- シンゲロン:
- ショウガの辛味成分は殺菌効果、発汗解熱、鎮咳、吐き気止め、血行促進などの効果がある。
- モモルデシチン、チャランチン:
- ゴーヤの苦味の成分で、血糖値の上昇を防ぎ、血液をサラサラにする。NK細胞の活性もする。
- リモネン:
- 柑橘類の皮に多く含まれる香りの成分で、ガン細胞の増殖を抑制する。
- カロテノイド類、フラボノイド類、オーラプテン:
- 柑橘類に含まれる成分。抗酸化作用や抗炎症作用がある。
- ペクチン類、オリゴ糖:
- 柑橘類に含まれる成分で、ビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌を増やす。
- βグルカン:
- きのこ類に含まれる成分で、タンパク質と結びつき免疫力を高めガンを予防する。
- イオウ化合物:
- ポリフェノール:
- 抗酸化作用がある。
- フラボノール:
- カテキン:
- クロロゲン酸:
- プロシアニジン:
- リンゴに含まれる。プロシアニジンはガン細胞を死なせる効果がある。
- ムチン:
- レンコンやオクラ、そば等の“ぬめり”成分で、消化酵素の一つ。
- セサミン:
- サポニン:
- 山芋のヌルヌル成分で、滋養強壮、夏バテ防止効果、老化防止がある。
- その他・ポリフェノールを多く含む食物:
- バナナ、柿、リンゴ、ゴボウ、春菊、ほうれん草、みつば、さやいんげん、玉ねぎ、ししとう、さつまいもなど。
- ジアスターゼ:
- α-ピネン、ベンズアルデヒド:
- 春菊の香り成分で自律神経に作用がある。健胃、セキを鎮め、タンを切る。
- ペクチン:
- リンゴに含まれる水溶性食物繊維。気管支ぜんそくなどのアレルギー性疾患を予防。
- 免疫力を高める健康補助食品
- トランスファーファクター
- サイトカインの一種で、攻撃対象を特定し免疫細胞に伝達する。
- 胎児の間は無菌状態なので免疫そのものが存在しませんが、出産後初乳を飲んだ後には確実に免疫が働いているのは、胎児の免疫機能を呼び覚ますトランスファーファクター(伝達物質)が入っているからである。
- 牛の初乳や鶏卵からもトランスファーファクターを抽出できる事が判明し、健康食品として販売されている。
- 亜鉛
- 体内の200を越える種類の化学反応に関与している物質で、免疫機能においても重要な役割を持っている。植物性亜鉛を摂取すると、胸腺のサイムリンが活性化され、低下した免疫機能が回復する。
- カキやウナギなどの食品に多く含まれる。
- アガリクス
- 原産地はブラジル・サンパウロ郊外のピエダーテ地方であり、昼夜の気温差が激しく、湿度が高い気候でのみ育ちます。特殊な気象条件のもとでしか自生しないため「幻のキノコ」と呼ばれていた。日本ではヒメマツタケとして知られ、椎茸やシメジなどと同じキノコ類です。別名カワリハラタケと呼ばれてる。キノコ特有成分のβグルカン(ベータグルカン、グルカン)という食物繊維が、アガリクスには他のキノコ類より多く含まれている。
- 冬虫夏草(とうちゅうかそう、ふゆむしなつくさ)
- 菌類の一種で、チベット高原やヒマラヤなどの高山地帯で草原の地中に穴を掘って暮らす大きなコウモリ蛾科の一種の幼虫に寄生する。
- ガン細胞に有効な免疫物質とされる多糖類のβグルカン(ベータグルカン)を含んでいる。
- プロポリス
- ミツバチが採取した植物の樹脂などを練り合わせ、営巣空間の内面を内張りしたり隙間を埋めるのに使う物質で、ローヤルゼリーやハチミツなどと違って採取できる量は非常に少ない。
- 殺菌性、抗酸化性、抗炎症性、抗腫瘍作用があり、ガンやウイルスに免疫効果があるとされているが、本当に科学的な裏づけがあるのか疑問視もされている。
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