L-カルニチンの役割
戻る
- L-カルニチンは、体脂肪の運び屋です。(加齢と共に減少)
- L−カルニチンは、体内の体脂肪細胞内の遊離脂肪酸と複合体(アシルL-カルニチン)になり、血液中を流れて行き筋肉細胞内のミトコンドリアまで運びます。(1細胞内に1〜数千個ある。長さ10μm幅0.2μm)
- ミトコンドリア内に入ると、遊離脂肪酸とL−カルニチンは分離し、遊離脂肪酸はアセチルCoAという物質に変換され、TCA回路(クエン酸サイクル)により燃焼され、エネルギーに変わります。(酸化的リン酸化によるエネルギー生産機能)
- またL−カルチニンは、ミトコンドリア内の毒性を示す短鎖脂肪酸や中鎖脂肪酸をミトコンドリア外に運び出す役割も持っています。
- 脂肪をミトコンドリアまで運んだL−カルニチンは、脂肪細胞に戻り再び遊離脂肪酸ををミトコンドリアまで運びます。
- L-カルニチンを含む食品
- L-カルニチンのサイクルを活発にする為には、1日に500〜1000mgのL−カルニチンを摂取する事が推奨されています。
- L-カルニチン500mg含む食品は、以下の通りです。
- 羊肉 : 250g
- 子羊肉 : 620g
- 牛ヒレ肉: 830g
- 豚肉 : 1400g
- 鶏肉 : 5400g
- 牛乳 : 26300g
- パン : 250000g
Topページに戻る