サラサラな血液は、生活習慣病を予防する
- 生活習慣病とは?
- 糖尿病・脂質異常症・高血圧・高尿酸血症など、生活習慣が発症原因に深く関与していると考えられている疾患の総称。
- がん、脳血管疾患、心臓病の3大死因は生活習慣との関わりが強い。
- 肥満はこれらの疾患になるリスクを上げる。
- 血液サラサラ、ドロドロとは、どういう状態?
- 血液の成分には赤血球や白血球、血小板などがある。
- 赤血球は直径8マイクロメートル、厚さ2マイクロメートルで中央部がへこんだ円盤状の形。
- 白血球は直径10〜25マイクロメートル。
- 血小板は直径2〜3マイクロメートル。
- 赤血球と白血球は毛細血管の太さより大きいので、そのままでは通れない。
- サラサラ血液は、赤血球と白血球が変形して毛細血管を通過していく。
- ドロドロ血液は、赤血球と白血球がうまく変形できずに通りにくくなっていたり、血小板が凝集して詰まったり、白血球が粘着したりして流れが悪い状態を言う。
- ドロドロ血液の原因
- 喫煙、過労、ストレス、紫外線の浴び過ぎ
- 高血糖
- 動物性脂肪に多い飽和脂肪酸は赤血球の膜を硬くし、変形しにくくなる。
- 高血圧、喫煙
- 運動不足
- 喫煙
- 減った酸素を補うために、赤血球が増え、血流が悪くなる。
- 血液をサラサラにする食品
- 血小板の凝集を抑えるアントシアニンが含まれる食品
- 白血球の粘着や血小板の凝集を抑えるクエン酸が含まれる食品
- 血中コレステロールや中性脂肪を抑え、NK細胞を活性化するフコイダンを含む食品
- 血栓を溶かす作用のあるナットウキナーゼを含む食品
- 納豆
- 納豆菌の増殖により、ナットウキナーゼが生成される。
- キムチ納豆
- キムチには乳酸菌が豊富に含まれており、納豆菌が乳酸菌の増殖を助ける。
- 便秘や下痢の原因となり、発がんを促す腐敗物質を作る悪玉菌が人間の腸内に存在している。
- キムチに多く含まれる「ラクトバチルス」という善玉の乳酸菌は腸内の悪玉菌を減らす役割をする。
- キムチのなかで乳酸菌の発酵が進むと、ビタミンやミネラルなどの栄養素も増えていく。(賞味期限ギリギリなほど、栄養素も多くなる)
- これらの栄養素の中でも特に注目されているのが、ギャバ(GABA)という名前で知られるγアミノ酪酸である。
- ギャバは発芽玄米に多く含まれていることで知られており、乳酸菌の働きにより、たんぱく質が変化したもである。 リラックス、血圧降下、中性脂肪減少、脳の血流改善といった優れた効果がある。
- ギャバを多くつくる性質を持つ乳酸菌を活用し、生の発芽玄米の5倍近いギャバを含むというキムチも市販されている。
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