5万円ノートパソコン

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5万円ノートパソコンは、10インチ以下の画面を採用し、軽量で携帯性と低価格を重視した、これからのモバイルパソコンとして爆発的な勢いで普及していくだろう画期的なノートパソコンです。小型化すると高価になるのが普通ですが、20万円前後のノートパソコンから機能を最小限に抑えて小型化し、普及しているOSであるWindows XP Home Editionで動作し、かつ価格を大幅に下げたことが注目を浴びています。さらにSSDを使用することにより、稼動時間を長くするだけでなく、動作部品を少なくすることによる故障や低騒音のメリットも付加されてきたからです。本来発展途上国の学校用として開発されてきたのですが、2台目、3台目のモバイル用パソコンとして、通信カードと共に購入するユーザーが増えてきているのが現状です。

2008年9月16日現在、最強と言われている5万円パソコンは、ASUSの下記のモデルです。下記のモデルで凄いのは、バッテリーが8時間持続するということと、Cドライブが4GB、Dドライブが8GBのSSDを搭載していることです。バッファローが販売するEee PC 901-X用のSSDモジュール「SHD-EP9Mシリーズ」があります。32GB(実売価格1万6000円)と64GB(直販価格3万2000円)があり、底面カバーを外して8GBのDドライブをこれと交換することにより、最大68GBにディスク容量を増量できます。まぁ全体で10万円近く費用がかかってしまいますが・・・。交換する前に必ず行わなければならないのは、Dドライブにプリインストールされているものをツールでバックアップすることです。交換後、OSを立ち上げる前に新しいDドライブにリストアしておけば、OSは容量が増えたことを認識し、Dドライブの残りの58GBを新しいEドライブとして作成するか、ツールを使ってDドライブを拡張する必要があります。

メーカー名:アスーステック・コンピューター(http://www.asus.co.jp/)
モデル名:Eee PC 901-X
カラー:パールホワイト/ファインエボニー
OS:Windows XP Home Edition SP3
CPU:Atom N270 (1.60GHz)
チップセット:インテル チップ
グラフィックス:チップセット内蔵機能
メモリー:1GB(最大2GB)
内臓ディスク:SSD 12GB(4GB+8GB)
光学ドライブ:なし
ディスプレイ:8.9型ワイド(1024×600ドット)
TV機能:なし
無線機能:IEEE802.11b/g/n、Bluetooth
インターフェース:SDメモリーカードスロット(SDHC対応)、USB2.0×3、マイク入力、
          ヘッドホン出力、外部ディスプレイ出力(アナログRGB)
サイズ:約225(W)×175.5(D)×22.7〜39(H)mm
重さ:約1.1kg
バッテリー駆動時間:約8.3時間
Officeソフト:なし(StarSuite 8が付属)
実売価格:5万9800円
発売日:2008年7月12日
詳細情報:http://www.asus.co.jp/news_show.aspx?id=12078

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